株式会社BPL、株式会社ドラッグアンドドロップ、HIT Metaverse、Katalyst、広島工業大学 松本研究室は共同で、広島県廿日市市(はつかいちし)の魅力を伝える事を目的に、VR空間を活用したイベントを本日23日と25日の2日間、リアルとバーチャルの両方で開催する。
本イベントに先立ち、廿日市の指定重要文化材や歴史的な史料・伝統工芸品などを、フォトグラメトリ技術(写真からリアルな3DCGを生成する技術)を使って3Dモデル化し、普段見ることが出来ない細部まで鑑賞する事ができるVR空間を制作。
2月23日(木祝)には、VR自体に触れたことがない方でも参加できるよう、リアルでの体験会が開催されるほか、VRに慣れている方向けのイベント企画として、バーチャルツアーをソーシャルVRプラットフォームの「VRChat」上にて2月25日(土)に開催する。
イベント開催の背景
宮島で高い知名度を誇る廿日市には、宮島以外にも魅力的な地域資源を有する市内地域が存在するが、他の地域同様、人口減少や空き家問題などの課題を抱えており、特に中山間地域においての課題解消に向け、地域のPRを目的に、中山間地域を再現したVR空間を制作した。
また、本企画の有効性を確かめるための実証実験を実施し、それらを元にしたイベントを2月23日と25日に開催する。
実証実験の内容
指定重要文化材 安井家母屋をVR空間に
フォトグラメトリ技術を使って3Dモデル化した、廿日市市浅原にある「指定重要文化材 安井家母屋」をVR空間上に設置し、中山間地域の魅力を体験できるコンテンツを制作。
廿日市の歴史的な史料・伝統工芸品を3Dモデル化
宮島歴史民俗資料館、宮島伝統産業会館の協力のもと、歴史的な史料や伝統工芸品30点を3Dモデル化し、普段見ることができない細部まで鑑賞することができるようになっている。
廿日市の木工を伝えるデジタルミュージアムをVR空間に制作し、新しい文化継承の場を再現していく。
バーチャルイベント「次世代型バーチャルツアー in VRChat」
2月25日に、廿日市市の重要文化財である安井家母屋の家主でもある、安井さんのストーリーなどを学びながら楽しめるバーチャルツアーをVRChat上で開催。
開催概要
イベント名称:
「廿日市の魅力をVR空間で伝える!次世代型バーチャルツアー in VRChat」
開催期間:
2022年2月25日(土) 20:00 – 22:00
開催場所:
VRChat メタバース廿日市
参加方法:
HIT Metaverseというユーザーにjoin
事前参加アンケート実施中
大まかな人数把握のため、25日の「廿日市の魅力をVR空間で伝える!次世代型バーチャルツアー in VRChat」に参加される方を対象にアンケートを実施。
※事前申し込みではなく、回答なしでも参加は可能。
VRChatの操作方法が不安な方へ
VRChat初心者の方で、2月25日のイベント参加が不安な方は、2月23日までに以下のDiscordサーバーに入室することで、イベント参加方法についての事前レクチャーを受けることが可能。
※Discord未登録者は事前にアカウント登録が必要。
【関連イベント】
> 2月23日開催:リアルイベント「VR初心者向け!メタバース廿日市 体験会 in ゆめタウン廿日市」
関係者詳細
主催企業
・株式会社BPL(代表:川本真督、所在地:広島県広島市西区商工センター2丁目15−1 6F)
企画パートナー
・株式会社ドラックアンドドロップ(代表:松尾龍弥、所在地:広島県広島市安佐南区大塚西7丁目8-28)
・HIT Metaverse(代表:らむね、所在地:広島県広島市佐伯区三宅2丁目1−1)
・広島工業大学 松本研究室(代表:松本慎平、所在地:広島県広島市佐伯区三宅2丁目1−1)
・Katalyst