KIT虎ノ門大学院では、イノベーションマネジメント研究科への進学に関心をお持ちの方を対象として、公開講座を開催します。オンライン形式でも高い満足度を記録しているKIT虎ノ門大学院の講義を、ぜひ一度体験して頂ければと思います。併せて、出願および入学を具体的に検討されている方を対象とした説明会・グループ相談会も開催します。
KIT虎ノ門大学院(所在地:東京都港区愛宕1-3-4)は、“教育付加価値日本一”を目指す金沢工業大学のフラッグシップ拠点として開設され、今年で20年目を迎えます。これまでに650名超の修了生を輩出し、MBA(経営管理)とMIPM(知的財産マネジメント) という2つの学位に対応したカリキュラムを提供するユニークな大学院です。
1月19日(木) 19:00 ~ 21:30
公開講座「メタバースとコンテンツ法務〜音楽・スポーツを中心に〜」&オンライン説明会
▼イベント詳細・お申し込み
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/im/seminar/1213311_2818.html
<講座概要>
仮想通貨、DeFi(分散型金融)、NFTやWeb3.0など新たな技術の導入が促進され、VR/ARといった仮想空間も本格的に稼働し始めました。今後は旧Facebook社に代表されるように、これら技術を活用したメタバースの構築が進んでいきます。メタバースは、「仮想空間・アバター・経済活動」がキーワードとなっていますが、そもそも仮想空間を構築するにあたって、どのような法律問題が出てくるのでしょうか。
また、こうした仮想空間内での経済的取引を行うにあたり、どのような法律問題が生じるでしょうか。特にメタバースは、音楽やスポーツビジネスの世界にどのような法律問題をもたらすでしょうか。さらには、ブロックチェーン、Web3.0の技術によって組成される新たな組織形態としてDAO(分散型自律組織:Decentralized Autonomous Organization)が注目を集めています。このDAOは、法的にどのような組織形態にあたるのでしょうか。
メタバースに関連するコンテンツ産業においては、次々と新しい問題が生じてくる時代でもあり、劇的な変化に向けて挑戦しがいのある分野です。本講座では、著作権法、商標法、パブリシティ権、契約法を中心に、メタバースの構築、メタバース内でのコンテンツの利用(経済活動)、自らの分身となるアバター及びDAOに関する法務上の問題を整理し、参加者の皆様とともに検討して参ります。
1.メタバース、ブロックチェーン、スマートコントラクト、DAOとは?
2.メタバース構築における法律問題
3.音楽やスポーツを中心としたコンテンツ利用における法律問題
4 アバターに関する法律問題
5.DAO(分散型自律組織)に関する法律問題
<講師>
大橋 卓生
・KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授
・パークス法律事務所 弁護士
北海道大学法学部卒業後に1991年株式会社東京ドームに入社、仕事をしながら独学で司法試験を受験し2004年弁護士登録。現在、パークス法律事務所にてスポーツ法・エンタテインメント法を専門とする法律家として音楽や映画、スポーツなどコンテンツ関連の法律問題などに従事。日本スポーツ法学会の理事、エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワークや公益社団法人日本学生野球協会の理事、日本弁護士連合会業務改革委員会スポーツ&エンターテインメント法プロジェクトチーム 幹事。一般社団法人全日本テコンドー協会の専務理事などを務める。
<KIT虎ノ門大学院について>
KIT虎ノ門大学院は『教育付加価値日本一』を目指す金沢工業大学のフラッグシップ拠点として、2004年に虎ノ門に開設した1年制の社会人大学院です。トップマネジメント中心の実務家教員と少人数教育により、多くのビジネスパーソンへ、高い専門性と実践力を提供し続けています。一定の要件を満たす場合は、最大56万円の「専門実践教育訓練給付金」の支給を受けることも可能です。
虎ノ門キャンパスでは、20~50代の社会人が学び続けており、これまで約20年に亘って650名超の修了生を輩出してきました。ビジネス系の科目を主として学んだ方は、MBA(経営管理)の学位を取得することができます。さらに弁理士試験等の一部免除制度にも対応し、知的財産系の科目を主として学んだ方は、MIPM(知的財産マネジメント)の学位を取得することができます。